にんとんくんの手裏剣日記

忍者少年にんとんくんの日記だよー

美術館は何が楽しいのか?

芸術の秋やねー

にんとんくんは、ときどき美術館や博物館にいくんよ

旅行に行くと、だいたい行くね。その土地の美術館や博物館

 

でもさ、ほんとに頻繁に

「高いお金はらって絵みてなにが楽しいの?」

「映画でもみたほうがいいんじゃない?」

「時間がもったいない」

「いみわかんない」

「にんとんしね」

とかいわれるよ。

 

そのたびに、この人なにいっちゃってんのとおもうわけさ

 

というわけで、今日は美術館のにんとんくん流の楽しみ方について説明するよー

 

絵画や彫刻といった芸術作品

これらを鑑賞すると、頭の中が刺激されるんだよ

頭の中が刺激されると、思考が活性化し、

新しいアイデアが湧いたり

凝り固まった視点がほぐされたりする

 

場合によっては、日常や現実からはなれたところに移動して、

くつろぐこともできる

 

例えばさ、これは上野の森美術館で開催中の「怖い絵」展で展示されているポール・ドラローシュの絵画だよ

 

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これをみてあなたは何を感じましたか?

 

なんか「怖い」と感じた人もおおいかもしれないね

なんてったって「怖い絵」展の絵だしね

 

じゃあ、なんで怖いと思ったかを言葉で説明できる?

「斧をもった人が右側にいて、中央の若い女性は目隠しされている」

「左側の侍女っぽい人が気絶しちゃってるじゃん」

とか、どんどん言葉でじぶんの感じたことを考えてみる

 

それから、

じゃあこの絵の場面の後に何が起こるのか?

この目隠しされた女性は誰で、どうしてこんな目にあうのか?

のように

 

①この絵は何が描かれているのか

②この後何が起こるのか

③この絵をみてどんな気持ちがわき起こったか

 

を想像することで自分の感じていることや感情に向き合ったり

自分の思考の傾向や引っかかりに気づいたりすることができるんだよ

 

それは、自分や作者の心を探検することでもあるわけで、

想像することで、自分の思考や心をほぐしていけるんじゃないかと、

にんとんくんはかんがえるよ

 

いろんな美術館の楽しみ方があるかもだけど、

そんなふうに自分の心の中を旅してみるのもひとつの楽しみ方ではないか、と

おもうのさ

 

にんにん